建国記念日
2017年 02月 11日
(Wikipedia より転載)
{ 世界で「建国記念日」を法律で定めて祝日とする国は多いが、何をもって建国記念日とするかは、国によって異なる。
日本では、実際の建国日が明確ではないため、建国神話(日本神話)を基に、建国を祝う日として「建国記念の日」が定められた。2月11日は、日本神話の登場人物であり古事記や日本書紀で初代天皇とされる神武天皇の即位日が、日本書紀に紀元前660年1月1日 (旧暦)とあり、その即位月日を明治に入り新暦に換算した日付である。
1873年(明治6年)に、2月11日は、日本国の建国の日として「紀元節」と定められ祭日となり翌年から適用されたが、第二次世界大戦後の1948年(昭和23年)に占領軍 (GHQ)の意向で廃止された。その後、復活の動きが高まり、「建国記念の日」として、1966年(昭和41年)に国民の祝日となり翌年から適用された。}
神武天皇を祀っている奈良の橿原神宮では2月11日に天皇の勅使を迎えて、大々的に建国記念行事が行われています。
私はこの行事には一度も行ったことはないのですけどね。
戦後育ちの私は建国記念と言われてもピンとこないのが本音です。
建国記念の日とは関係ないですが、この時期になると豊かな実りを祈願する御田植祭(おんだまつり)があちこちの神社で行われます。
奈良の河合町にある廣瀬大社げは毎年2月11日に御田植祭(おんだまつり) 通称「砂かけ祭り」が行われています。
今年は行っていませんが、10年前に行ったことがあります。
氏子さん達が田男と牛に扮して田起こしをした後、早乙女が稲に見立てた早苗を植えて、五穀豊穣を祈願する「御田植祭(おたうえさい)」を行います。
その後に、田男たちが鋤を持って境内に敷き詰められた砂を観客たちにかけると、観客たちも負けじと田男たちに砂をかけあいます。
境内に敷き詰められた砂を雨に見立てて、たくさんかけ合うことで、稲の成長を願うものです。
廣瀬大社は水の神社なので、あえて砂を使って行うのがユニークです。