郡山再発見ウォーク
2013年 12月 04日
今日は「額田部の古墳、西町文殊堂を訪ねる」と題したものでした。
朝9時に近鉄平端駅からスタートするというので、参加しました。
参加者は約80人、3班に分かれて各班にボランティアガイドさんが2人ずつでガイドしてくれます。
各ポイントごとに説明用の資料を用意して分かり易くガイドしてくれるので嬉しいです。
近鉄平端駅から西側に額田部があり、さらにその西側に西町があります。
この地域には古墳がたくさん点在しているのです。
残念ながら有名な古墳ではありませんが。
額田部地区には額安寺というお寺が有り、額田部氏という豪族の氏寺として建立されたといわれています。額田部氏については「日本古代荘園図」(1996年、東京大学出版会発行)に収められた「大和b額田寺伽藍並条里図」という論考の中で山口英男氏は下記のように述べられています。
額田部氏は、大和朝廷以来の伝統を持つ畿内の中堅豪族である。外国使節の掌客その他の儀礼関係の業務に携わり、また朝廷の馬の飼養、儀礼用の騎馬の管理に関わった。
大和川の要所にいちしていることから、河川及び陸上の交通と密接なつながりを有したことも指摘されている。推古天皇(額田部皇女)などの王子女の養育に従事することもあった。天武天皇十三年(684)12月に額田部連が宿祢姓に改められ、また天平宝字二年(758)に額田部氏の複姓氏族である額田部河田連三当が額田部宿祢の姓で叙位された。
額安寺のすぐ隣には推古天皇(額田部皇女)を再診とする「推古神社」があります。
この神社は推古神社古墳の上に社が作られているのです。
今日のコースのポイントは8ヶ所で約5kmを3時かっっかけてガイドしてもらいました。
いろんなことを勉強されいて良くご存じです。
一緒に歩くとコンなところに。。。へぇ~ってことがいっぱいありますものね。
楽しそうなイベントですね。
今回は同市内の市民を相手にした行事なので参加費無料でありがたかったです。
2年前に門司港で観光ボランティアイドをお願いしたら2,000円要しました。それでも、分かり易くガイドしてくれるのでそれなりの価値は十分ありました。