小泉神社の御田植祭
2016年 02月 11日
毎年2月11日に 小泉神社の「御田植祭」が行われている。
歴史勉強会のメンバーと一緒にお祭りを見てきた。
小泉神社は 御鎮座 奈良県大和郡山市小泉町2333
ご祭神 素戔鳴命 誉田別命
表門は、明治の初めに陣屋の門を移築したもので、「城門」という札がかかっている。
かつての城下町の鎮守に相応しい趣を見せてくれています。
門をくぐると、正面に拝殿。
その前の広場が今日の「御田植祭」の場所です。
御田植祭は13時から。12時半ごろ行ったら、お祭りの準備が整っていた。
御田植祭で使われる道具が並べてある。
壁に貼ってあった「式次第」
式次第通りに進行されます。
宮司さんによる一連の儀式があり、氏子総代へのお祓い
巫女さん達へのお祓い
巫女さん達は12~3歳ごろと思われるかわいらしい娘さん達です。
祝詞奏上、皆さん神妙に聞いております。
巫女さん達による「神楽奉納」
いよいよ、田植行事
四隅に建てられた青竹で仕切られた場所を田んぼに見立てて、
最初は 草刈り 鎌を持って草刈りの動作をしながら田んぼに見立てた4辺を回る。
草刈りの次は 鋤による畔作り行事
鍬による畔豆穴穿ち行事
畔豆植え行事 鍬で開けられた穴に豆を置いていきます。
単なる動作だけだと思っていたら、ちゃんと2個ずつ豆が置かれている。
畔豆植えが終わったら、田んぼを耕す行事
まず、牛によるカラスキ行事 牛に引かせたカラスキで田んぼの土を耕す作業です。
次に、牛によるマンガ行事 牛に引かせたマンガで田んぼの土を均す作業です。
作業して回っている牛に砂をかけてくださいとアナウンスがあり、皆さん、砂をかけていきます。
砂を雨に見立てて、雨がたくさん降ってもらうことを願っているのだそうです。
子供たちは足元の砂をかき集めて、牛が来たら喜んでかけていました。
田んぼが出来上がったら、もみ蒔き。
本物のもみを撒いています。
いよいよ、田植です。
たすき掛けした巫女さん達が苗に見立てた松葉の束を綺麗に並べていきます。
田植が終わると、「皆さん、植えられた苗をお持ち帰りください」とアナウンス。
観客たちは我先にと苗に見立てた松葉の束を拾います。
拾えなかった人には、予備に置いてあった松葉の束を貰えます。
それと同時に小泉神社のお札も頂けます。
御田植の行事が終わってから、お餅まき
お餅とミカンが巫女さん達から観客へ投げられます。
観客が少なかった(300人ほど?)ので、みなさん、ミカンを5個以上、お餅は1個以上は確保できていたと思います。
私の確保できた物 お札と松葉の束とお餅3個、ミカン9個でした。
以前から、小泉神社の「御田植祭」があることは知っていたが、見に行ったのは初めてでした。
これだけ、きっちりと式次第に則り行われているのに感心しました。
今みたいに工作機械のない、私の子供のころ見ていた、田作りから田植までの作業を懐かしく思い出していました。
歴史勉強会のメンバーと一緒にお祭りを見てきた。
小泉神社は 御鎮座 奈良県大和郡山市小泉町2333
ご祭神 素戔鳴命 誉田別命
表門は、明治の初めに陣屋の門を移築したもので、「城門」という札がかかっている。
かつての城下町の鎮守に相応しい趣を見せてくれています。
門をくぐると、正面に拝殿。
その前の広場が今日の「御田植祭」の場所です。
御田植祭は13時から。12時半ごろ行ったら、お祭りの準備が整っていた。
御田植祭で使われる道具が並べてある。
壁に貼ってあった「式次第」
式次第通りに進行されます。
宮司さんによる一連の儀式があり、氏子総代へのお祓い
巫女さん達へのお祓い
巫女さん達は12~3歳ごろと思われるかわいらしい娘さん達です。
祝詞奏上、皆さん神妙に聞いております。
巫女さん達による「神楽奉納」
いよいよ、田植行事
四隅に建てられた青竹で仕切られた場所を田んぼに見立てて、
最初は 草刈り 鎌を持って草刈りの動作をしながら田んぼに見立てた4辺を回る。
草刈りの次は 鋤による畔作り行事
鍬による畔豆穴穿ち行事
畔豆植え行事 鍬で開けられた穴に豆を置いていきます。
単なる動作だけだと思っていたら、ちゃんと2個ずつ豆が置かれている。
畔豆植えが終わったら、田んぼを耕す行事
まず、牛によるカラスキ行事 牛に引かせたカラスキで田んぼの土を耕す作業です。
次に、牛によるマンガ行事 牛に引かせたマンガで田んぼの土を均す作業です。
作業して回っている牛に砂をかけてくださいとアナウンスがあり、皆さん、砂をかけていきます。
砂を雨に見立てて、雨がたくさん降ってもらうことを願っているのだそうです。
子供たちは足元の砂をかき集めて、牛が来たら喜んでかけていました。
田んぼが出来上がったら、もみ蒔き。
本物のもみを撒いています。
いよいよ、田植です。
たすき掛けした巫女さん達が苗に見立てた松葉の束を綺麗に並べていきます。
田植が終わると、「皆さん、植えられた苗をお持ち帰りください」とアナウンス。
観客たちは我先にと苗に見立てた松葉の束を拾います。
拾えなかった人には、予備に置いてあった松葉の束を貰えます。
それと同時に小泉神社のお札も頂けます。
御田植の行事が終わってから、お餅まき
お餅とミカンが巫女さん達から観客へ投げられます。
観客が少なかった(300人ほど?)ので、みなさん、ミカンを5個以上、お餅は1個以上は確保できていたと思います。
私の確保できた物 お札と松葉の束とお餅3個、ミカン9個でした。
以前から、小泉神社の「御田植祭」があることは知っていたが、見に行ったのは初めてでした。
これだけ、きっちりと式次第に則り行われているのに感心しました。
今みたいに工作機械のない、私の子供のころ見ていた、田作りから田植までの作業を懐かしく思い出していました。
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昔マドンナ
at 2016-02-11 23:56
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これはとても良い経験になりますね~ 子供達を連れて行きたいものです。楽しみもあるし、何か気持ちがほっこりとなります^^
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よっちやん
at 2016-02-12 15:54
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こんにちは、かなり古くからの行事なんでしょうね、牛まで登場すんですね。
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はのそん
at 2016-02-12 20:27
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大和郡山ではいろんな神社でいろんな行事があり、見学に事欠かないですね。事の進行を写真と解説で見ごたえがあります。御田植え祭古くからあるんでしょね。日本人の食の原点ということで、各地で行われていると思います。TPPとかで日本の米作りはどうなっていくんでしょうね。
行事と言えばこちらでは神戸南京街で春節祭がありにぎやかに出し物が披露されていました。ちょっとだけ覗いてきまして通りは大混雑で移動は人の後を歩くといった感じで、人気店でいつも行列の豚まん屋さんゲートが張ってありこのかきいれどきに閉店?かと思いきや大通りを避けて奥まった第2店舗で開業しており混雑を避けた場所に大行列ができていました。
行事と言えばこちらでは神戸南京街で春節祭がありにぎやかに出し物が披露されていました。ちょっとだけ覗いてきまして通りは大混雑で移動は人の後を歩くといった感じで、人気店でいつも行列の豚まん屋さんゲートが張ってありこのかきいれどきに閉店?かと思いきや大通りを避けて奥まった第2店舗で開業しており混雑を避けた場所に大行列ができていました。
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narakin at 2016-02-12 20:42
昔マドンナさん、珍しい行事がいろいろあるので、楽しい経験が出来ます。
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narakin at 2016-02-12 20:45
よっちゃん、神社自体がかなり古いので、行事自体も年季が入っているのでしょうね。
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narakin at 2016-02-12 22:07
はのそんさん、御田植祭は大和郡山だけでなく奈良ではあちこちの神社で御田植祭が行われています。
奈良県北葛城郡河合町川合にある広瀬神社の御田植祭は別名「砂かけ祭り」で有名です。
ここでは、御田植神事が終わってから、田人と参拝者の間で激しい砂かけ合戦が行われるのです。
今年は約4,000人ほどの参加があったみたいです。
神戸の南京町の春節祭の賑わいは凄かったみたいですね。
奈良県北葛城郡河合町川合にある広瀬神社の御田植祭は別名「砂かけ祭り」で有名です。
ここでは、御田植神事が終わってから、田人と参拝者の間で激しい砂かけ合戦が行われるのです。
今年は約4,000人ほどの参加があったみたいです。
神戸の南京町の春節祭の賑わいは凄かったみたいですね。
by narakin
| 2016-02-11 22:46
| イベント
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Comments(6)