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by narakin
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燻炭作り

稲の籾殻を燻して炭化させたものが籾殻燻炭です。
燻炭は保水性、通気性、排水性の改善や土壌の微生物の増殖や酸性を中和する等の効果があります。
いわゆる土壌改良材として活躍してくれます。

近所の農家さんからたくさんの籾殻を頂けるので、ナラキン菜園の空き地で燻炭作りです。
籾殻は火が付きにくいので、藁を一束ほど燃やして種火として、その上に籾殻をかぶせて置くと燻されていきます。
燃えている場所に空気が少ないと燃えにくいために燻されるという寸法です。
したがって、燃えている場所が表面に出ないように籾殻をかぶせていくのです。
最終的に黒い部分が半分以上になってきたら、ほぼ完了。
燻炭作り_f0089748_19334449.jpg

この状態で消さないと燃え尽きて灰になってしまうので、タイミングが重要です。
水を十分にかけて消火です。
燻炭作り_f0089748_1936594.jpg

この状態で数日間かけて十分に乾かしてから袋に詰めて保存しましょう。
Commented by みかんやま at 2016-11-01 21:00 x
 私の小学生の頃は今頃稲刈りをして1週間、馬に干しました。田んぼで足踏み脱穀機で稲穂から籾米を落としました。木製の扇風機器具でゴミとか籾殻を吹き飛ばして皮の付いた揉み米を稲殻で編んだ手作りの俵に入れて天井裏に保管していました。1俵が4斗ですので精米したら2斗になり大方1ケ月のお米の分量でした。小作人は1年分は無くて、からいもご飯、そば、小麦団子で何とか1年の主食を満たしていました。今は籾米を精米して生の米粒を商品で出荷しているのでしょうか。長期の保管に問題が出ると思いますけれど。
 上の写真では未だ燃えて無い籾殻が半分と思いますけれど、下の写真は綺麗に燻製されていますのが、何故か分かりません。家庭菜園と言えども手間が掛かり大変ですね。身体を動かす事は健康に1番ですので、どうか、きばったもんせ。
Commented by はのそん at 2016-11-02 10:28 x
う~ん、晩秋の風物詩、郷愁を感じられる光景ですね。最近は手間がかかるため農家の方でもなかなかやらないと思います。
Commented by よっちやん at 2016-11-02 15:22 x
こんにちは、もみがらは蒸し焼きした方が良いのでしょうね、わたしはもみ殻そのまま置きますので中々腐らないですね。
Commented by narakin at 2016-11-02 17:32
みかんやまさん、昔はほとんど人力だけの稲刈り脱穀でしたね。
昔の懐かしい作業です。

最近は代搔き、田植から稲刈り脱穀までほとんどが機械化されていますね。
さらに籾の状態で乾燥させてから、籾摺りまで機械化されています。
籾摺りされた玄米状態で袋に詰めて、専用冷蔵庫で保管しているみたいですよ。
籾摺りまでは各農家さんが機械を持っていて、玄米保存はほとんどがJA(農協)の大きな専用冷蔵庫で行われているそうです。

>上の写真では未だ燃えて無い籾殻が半分と思いますけれど、
燻炭は下部の方から出来ていくように生の籾殻を上にかけていくので、写真に見えているまだ燃えていない籾殻は全体のごく一部(3%未満?)なんですよ。
Commented by narakin at 2016-11-02 17:34
はのそんさん、ナラキン菜園近辺の農家さんで燻炭を作っているところはほとんどないです。
Commented by narakin at 2016-11-02 17:37
よっちゃん、生の籾殻を置くところもありますよ。
by narakin | 2016-10-31 19:38 | 家庭菜園 | Comments(6)