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by narakin
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万葉集を読む

毎月第3水曜日の昼から開催されている「万葉集をよむ」の講座に行ってきた。
新元号の「令和」の出典が万葉集であると言うことで、昨年5月から参加者がそれまで150人程度だったのが250人程に増えてそれからずっとその程度の参加者で推移している。

今日は 山上憶良作 万葉集巻五 「俗道悲嘆の詩」
前回に続いて万葉集では珍しい漢文でした。
「俗の道 の、仮に会ひ即ち離れ、去り易く留まり難きを悲しび嘆ける詩一首併せて序」
と漢文が続きます。
原文である漢文は飲めないので日本読みに書き換えたものをさらに現代訳された文を基に研究員が講義してくれました。
中国の有名な文献を十分に読み込んでいて、そこから引用されたであろう文章を色々と解釈してくれます。
かなり難しかったです。

講義が終わって、万葉文化館を出てくると、いつものように「せんとくん」が佇んでいたのですが、今日は扁平な看板になっていました。
万葉集を読む_f0089748_22001236.jpg


先月までは立派なせんとくんが立っていたのにね。何処に行ったのだろう?
万葉集を読む_f0089748_22023584.jpg


Commented by 昔マドンナ at 2020-01-15 23:30 x
新年おめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。

月に一度の万葉集にふれるひととき、いいですね〜
学生時代は、ひたすら勉学のためで、ゆとりのない暗記で終わったような気がします。
今だったらもっと理解できるのでは・・
Commented by narakin at 2020-01-16 19:01
昔マドンナさん、明けましておめでとうございます。

万葉集と言うくらいなので、様々な詩が有ります。
前回と今回は詩と言うよりは漢文で書かれた山上憶良の死生観についての思いと言ったものでした。

専門家の講義を聞いていると理解できる気がします。

万葉集の解釈本は色々出ています。
万葉文化館での講義は万葉研究の第1人者と言われている中西進さんの「万葉集 全訳注原文付」に沿って行われています。
インターネットで検索したら出てきます。
by narakin | 2020-01-15 22:04 | Comments(2)